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”成熟したオタク”を模索しています。

男性ファッション雑誌雑感

 コンビニに買い物に行くと、ついファッション雑誌を買うのが癖になっています。僕がコンビニに足を踏み入れるのは週一かそこらですから月に購入する冊数は大したことないですけども、目に付いたものをとりあえず手に取ってみるのです。ポパイだったりオーシャンだったり、それはもう節操なく。ファッションに興味をなくすまでは続きそうな習慣です。

 しかしながら、ファッション雑誌ってのは読んでてテンションが上がらないですね。つらつらつらーっと最後まで眺めて終了って感じです。例えば、車の雑誌を読んでいる時であれば、どこかで「おお〜」と思う瞬間があるものですが、ファッション雑誌は終始で「へー」てなもんです。なぜか。考えてみました。

 理由1 僕は服は着てナンボと思ってる
 シルエットの綺麗なシャツを身にまとうとテンションが上がりますが、眺めていても平熱のままです。ファッションアディクトな人間ではないので、そんなもんなんでしょう。車のカタログを読んでいますと、スペックの欄を見て、「おおー、全長が変わらないのにホイールベースが50mmも広がったー」なんてなことを考えますけど、ファッション雑誌を眺めて「今季のラウンジリザードは着丈が5mm伸びたかーー」と興奮したりしませんからね。いや、ファッションアディクトは服のサイズ表を眺めてテンション上げるんだろうか。あれ?、ファッション雑誌には詳細な寸法なんて載ってないか。今年の夏はビッグシルエットが気分とかなんとかそういう感じですもんね。

 理由2 僕はヘテロセクシャルだから
 筋トレ大好きの割にはびっくりするほどヘテロな僕です。ファッション雑誌にはそのテイストによって少年から中年まで様々な男性モデルが載っていますけれど、それを眺めてテンション上がるってことは考えづらいですね。僕が男性ファッション雑誌に求めているのはカタログ的なことなんでしょう。人間じゃなくてマネキンでもいいような気分もありますけど、モノマガジンみたいに服が羅列されるだけってのも、うーん、それじゃZOZOTOWNを見てれば無料で済むじゃんみたいになってしますのでありまして、では僕はカタログ+αを雑誌に求めてるのかなあ。そのαが何であるのかはよくわかりませんが、ブログを書き続ければ見えてくるかもしれませんね。

 ちなみにですが、僕は女性ファッション雑誌も購入するのです。ポパイを読んでる時のテンションは「へー↓」だけど、CanCamを読んでる時は「へー↑」なので、間違いなくヘテロです>僕。まあ、この辺を書き続けますと性的なまなざしがどーこーと言われたり「あなたはセックスの相手を見定めるために女性ファッション誌を読んでいるのです」なんてことをカツベ元気先生に言われてしまったりしそうな予感なので、今日はこの辺までで。

 なんだかんだ書きましたが、男性ファッション誌がつまらないってことはないですよ。「ブロンソンに聞け」も読めるしね。