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”成熟したオタク”を模索しています。

アスリート性

 昨日は品川ステラボールまで行きまして、TPDのライブを観てきました。DANCE SUMMIT FINAL以来だから、1年ぶりくらい? 橘さんがすっかり大人の雰囲気を漂わせていて、びっくりしちゃいました。少女の1年はすごいね。

 去年の夏からは私事がゴタゴタとしてまして、TPDに限らずライブには行ってなかったのですが、5月から割と暇になってきたのと、大ちゃんが曲を提供したと聞いて!、今回の3rd Anniversaryに駆けつけてみたというわけです。浅倉大介+女性ボーカルって、僕の大好物です。今でも木村由姫は聞いてたりしますよ。去年のGALETTEも悪くなかったですが、今回は浅倉色が強くてさらにいいですね。

 ライヴではお目あての曲は全部聞けました。特に「HEART WAVES」が良かった。この曲はどこを切ってもキラキラDA色で、たまらんです。

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 ところで。僕が初めて新生TPDのライブに足を運んだのは、9人体制になった直後のCBGKでした。20141月の1×0の再演からです。エピソードはどれを見たんだっけかなあ、確か3つなんだけど、どうも思い出せません。5は間違いない。ラコビームっていくつでしたっけ? あれも2年半くらい前かあ。時間の経つのは早いですね。

 あの頃のTPDはまだまだ素人な感じで、声は出てないし、ダンスはフラフラしてるしで、正直「文化祭か?」と思ってました。だけれども、後世恐るべしとでも言うんでしょうか、2年の月日はすごいですね。鍛え上げられた体幹により、今のTPDダンスがビタッと静止して、とても美しいです。惚れ惚れしちゃう。

 今のTPDに特に感じるのは、アスリート性とでも言うべきものですね。研ぎ澄まされた9人をライブで一度は見るべきと思います。ただまあ、そういうアスリート性は格好いいの方向性になっちゃって、かわいいが求められるアイドル界ではちょっと異質で、それゆえに人気がなんとなく伸び悩んでるのかもしれません。ダンスサミットって形式のせいもあるんでしょうが、TPDにとってライブは試合って風に見えます。僕はそういうの大好きですけど、ファンを選んでしまうアイドルなのかもしれませんね。

 ただし、劇場公演を延々と繰り返すことでライブの質を高めていった往年のAKBを頂点として、地下アイドル(ライブアイドル)は多かれすくなかれ、そういうアスリート性もしくは四天王時代の全日本プロレスのような何かを持っているのも確かです。AKBは人気が出たことでメンバーが劇場公演に出れなくなってアスリート性を失ったことで人気低迷って僕は思ってるのですが、皆さんはどうですか? まあ、四天王プロレスが長くは続かなかったように、どこまでもっていかないのかもですけれども。でも、AKBの人気回復を図るには、高橋朱里を総監督に据えてプラチラ期を10年ってのがいいと思うんですが、どうでしょう? そんなに待てない?

 しかしまあ、僕は乃木坂のような歌えない・踊れないアイドルも嫌いじゃないんで、何かとアイドル道は難しいねえそして僕はKSDDだねえなんてところで話をTPDに戻しますと、僕は彼女らに研ぎ澄まされたアスリート性を感じるし、あのライブを見ると「僕も筋トレ頑張ろう。頑張らなくちゃ」と真剣に考えたりしますので、「元気をもらえる」って言葉は彼女たちのためにあるんじゃないかなってとこで、今日のブログは終わりです。TPDに栄光あれ!